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見て育つ

なんだか冬に逆戻りしたような寒い朝ですね。
ヒートテックまだいりますねぇ
暖かくしておでかけくださいませ

さて、最近、犬たちの写真や動画を犬目線で撮っていますが、それで気づくというか、改めておもうことがいくつかあります。
そのひとつが、犬たちは思っている以上に人の行動をよく見ているということです。

私はレッスンでも頻繁に犬の行動を洞察してくださいとお伝えします。
それは犬たちは人間のように言葉を発してから行動することはなく、突然行動するからです。
たとえば人間はわざわざ、「ちょっとトイレ行ってくる」・・・とか、「お腹空いたね」・・・とか行動の前置きを相手に伝えて同意を求めるという社会背景の強い動物です。
もちろん犬も同じような背景を持ってはいますが、それは犬と犬の中での話です。
犬は犬にちゃんと「ちょっとトイレ行ってくる」と言っているのですが、それは通常では私たちにはわからないのです。
だって犬はしゃべりませんからね。
ただ、彼らは様々なボディランゲージを使ってそれを伝えています。
子犬の頃から社会的な関わりをもっている犬たちはそのボディランゲージを頼りにして社会的な接触を行うわけです。

しかし、犬たちは犬同士の接触だけではなく、人との社会的な接触もしていかなくてはなりません。
ところが、人間というのは言葉というツールを中心においた社会的接触ですから、犬からすれば理解不能なわけです。
で、ボディランゲージを一生懸命探そうとします。
でも、ボディランゲージの下手な人と接触することは大変なことです。
子犬であればそうしたことに慣れていませんから、あっという間にストレス行動になってしまいます。
とはいえ、そうこうしている間に、なんとなく人間の生活パターンに馴染んできます。
それはすべて犬がみなさんを洞察しているからにほかなりません。
家の中はとくに社会的な背景が小さいですから、洞察する対象が限られてきます。大抵は飼い主さんがその対象になりますから当然よく見られています。
そうすると、犬たちは、人がテレビをみるときは黒い四角い箱・・・つまりリモコン
新聞を読む時は丸い透明なものが二つついた棒のおもちゃ・・・つまりメガネ
嬉しそうにひとりで喋っている時、手に持っている薄い板・・・つまりスマホ
は人間が社会的接触として使われているという認識を洞察することで知ります。
※もちろんそれだけではなくにおいという洞察もあります
飼い主さんがちょっと目をはなしたすきに、黒い四角い箱も丸い透明なものが二つついた棒のおもちゃも薄い板も彼らによって木っ端微塵になってしまうのです。
だってかれらはそれで社会的接触をすることができないですものね・・・・そうそう道具の使い方なんて知りませんし、知ったところでスマホで電話はできませんからね。
で、飼い主さんが戻ってくると、バラバラになったスマホを見てびっくり仰天・・・その姿をみて子犬は嬉しそうに尻尾を振っている・・・・そう、「ぼくもお母さんみたいに四角い箱使って見たよ」と言っているのです。
できればそれを褒めてほしいと思っているのです。
ところが、それをみた飼い主さんは、子犬がいたずらをしたと勘違いします。そして時にはこっぴどく怒るわけです。
それは子犬からすれば青天の霹靂・・・そこから大混乱が始まります。
そんなことが何度か続くと、もう子犬は人の行動は理解不能・・・どんどんストレスがたまっていき、予測できない行動を起こし始めます。
いままでできていたトイレがうまくできなくなったり、みえないところに排泄してあったり、探していた何かが突拍子も無いところに隠されていたり、自分のうんちを食べたり、なんでもかんでも口にいれるようになったり・・・・ありとあらゆる、それこそ人間側も理解不能の行動を続発します。
残念ながらそうなってしまうと、そのおかしくなった社会的接続部分を飼い主さん自身が修復することは相当難しくなります。
ただ、それでも子犬は成長していきます。そして社会的接触を外に求めるようになってくる思春期には、もう飼い主さんのことなどどうでもよくなっていて、むしろそれ以外のことをよく洞察するようになります。
そのため散歩にいくと、やたらとにおいかぎ、マーキング、犬をみると突進、鳥を追いかけ・・・もちろんリードは引っ張りっぱなしです。だって飼い主さんのことはどうでもいいのですからね。
そうやってひと月ふた月とすぎていくうちにそうした行動は習慣化していきます。
犬は散歩といえば重い荷物・・・つまり飼い主さんをひっぱって歩くもの・・・やることは飼い主さんの顔を見ること以外の全て・・・
飼い主さんは散歩といえば、犬に引っ張られて歩くこと・・・犬に見られることはほとんどなく
帰ってくると汗だく・・・でもちょっと変な汗とか
で、とうとうダメ犬のレッテルを貼られた犬は訓練所に入れられるか、そのまま放置されて生きていく
もはや飼い主さんはただ餌をくれて、外に連れ出してくれる役には立たないけど便利な道具のようになっていきます。
それでも犬は家の中では飼い主さんのことをよく見ています。
だってそれ以外にみるものないんだもの・・・

こんな関係にならないためにも、ぜひ犬のこと知ってくださいね。
見るってことは見られているってことなんです・・・子は親を見て育つって昔から言いますからね。
私もそう思うって方はワンクリックよろしくお願いします。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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